中国株の買い方について説明します。
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買い方を考える


 ここまで読んでいただければ、中国株の買い方が大体つかめたと思います。そうなると
 
「手元に資金もあることだし、思い切ってあの銘柄に資金を全て当てよう」
と思う方もいるでしょう。または、
 
「一度に資金が作れないから、買いどきをずらして購入しよう」
とする方もいると思います。
 ではこの2通りの買い方はどのような結果を出すのでしょう?


1株が100香港ドルのA社株。これ2つのパターンで10株買うとします。

 ・10株を1度に買い付ける(一括投資)
 ・1株ずつ10回に分けて買い付ける(分割購入)

さてA社の株価が変動すると、購入価格はどうなるでしょう?


【例1】 株価が上がっていった場合


 A社の株が100香港ドルの時に一括で投資すると、10株購入するコストは1000香港ドルです。
 対して分割投資の場合。1か月に1株のペースでA社株を購入。同時にA社の株価は1か月に10香港ドル上がっているとすると、10株購入した時には1450香港ドルのコストがかかります。


      

【例2】 株価が下がっていった場合

 

 A社の株が100香港ドルの時に一括投資をすると、10株購入するコストは前と同じく1000香港ドルです。
 分割投資の場合。こちらも前と同じく1か月に1株のペースでA社株を購入。同時にA社の株価は1か月に10香港ドル下がっているとすると、10株購入した時にかかるコストは550香港ドルです。

 

 少々極端な例を出しましたが、一括投資分割投資の違いについてなんとなくでも伝わったと思います。
 これはどちらの買い方が良いというものではありません。株価が下降気味の時に分割して購入すれば、コストが低く抑えられます。ただ、注文するごとに売買手数料がかかってしまいます。
 また、株価が安いときに一括で購入して株価が上がれば、分割して購入するよりも利益が沢山出ます。しかし、株価が下がると損失は大きいです。

 

 ここでお伝えしたいことは、「どちらの買い方にもメリットとデメリットがある」ということです。個人的には株は分割して購入したほうが良いと思います。大きな儲けを狙って一括で株を買い付けたまでは良かったが、見込み違いで後に株価が下がってしまったら途中で株を売却するか、再び株価が上昇するまで待つ必要があります。
 分割して投資した場合であれば、損失を小さく抑えることもでき、残った資金で他に有望な企業に投資することができます。

 

☆買い方には注意しましょう☆



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